就職先の美容室が決まり、ついに始まるサロンワークに向けて万全の準備をしようと考えている人もいるのではないでしょうか。最初はどんな仕事をするのだろう?何を持っていけばいいのかな?など、希望と不安を抱いている人もいるかと思います。
今回は美容師アシスタントに必要な持ち物や、準備しておきたい身だしなみポイントについて解説します。
新人アシスタントさんはぜひチェックしてみてください。
目次
1.最低限必要な持ち物
美容師の商売道具といえば髪を切るハサミ(シザー)ですが、アシスタントのうちはカット技術に入らないのですぐに準備する必要はないです。
しかし、カット以外のシャンプー、カラー、ブローなどお客様の髪に触れる機会はあるため、技術に合わせた道具の準備が必要です。まずは、美容師一年目に必要な持ち物について確認してみましょう。
1-1.メモ帳とペン
美容師アシスタントは、受付、レジ、薬剤の準備、ドリンクの提供、掃除、タオルの洗濯などといった細かな業務内容から覚えることになります。
同時に、シャンプーやカラーなどの指導も始まり、コツコツ練習を重ねて腕を磨いていきます。
メモ帳とペンは初出勤までに準備して、先輩から教わることをいつでもメモができるように身に付けておきましょう。
1-2.コームやダッカール
コームやダッカールは、アシスタントの頃から毎日使用する道具です。自前のコームやダッカールがあれば持っていきましょう。コームはシャンプー後に髪をとかしたりするので、テーツコームかリングコームを最低1本用意しましょう。ジャンボコームもあれば便利です。
シャンプー後の髪に使用するスケルトンブラシや、ブロー用のデンマンブラシもあると良いでしょう。
髪を留めるダッカールは3~5本は用意しておきましょう。紛失防止のためスタッフごとに色分けをしている場合があるので、新たに購入する際は確認してからにしましょう。
1-3.グローブ(手袋)
カラーやパーマの薬剤を使用する際は、手を保護するためにゴム手袋が必要です。
サロンで用意している場合もありますが、自分の手に合うグローブがあれば最適です。
美容師用の手袋が色んなメーカーから販売されているので、自分に合う手袋を探してみると良いでしょう。
手荒れを未然に防ぐために、ハンドクリームの使用もおすすめです。
2.身だしなみで気を付けるポイント
美容室には制服の指定があるサロンもあれば、私服勤務のサロンもあります。
服装は自分の個性を主張しすぎず、お店のテイストに合わせたコーディネートを意識しましょう。
美容師アシスタントの身だしなみは、どんなことに気を付けると良いのか具体的に解説します。
2-1.動きやすい靴
美容師は立ち仕事で、一日中動きっぱなしになるので動きやすい靴がおすすめです。
ピンヒールや厚底サンダルなど足元が不安定になりやすい靴は、転倒する危険性があるので避けたほうが無難です。
美容師の靴や服装はファッション性も大切ですが、見た目の清潔感も意識することで良い印象を与えることができます。
汚れていないか、かかとが擦り減っていないかなど確認しておきましょう。
2-2.腕時計
腕時計は、時間を見るのはもちろん、ファッションの一部としてもつけたい人が多いと思います。
アシスタントはシャンプーや洗い物など水仕事が多いので、腕時計をする場合は防水性の高いものを選ぶと安心です。
腕時計のほか、指輪などのアクセサリー類の着用はサロンによって規定が違うので、心配であれば店長やスタッフに確認しましょう。
2-3.ネイル
シャンプー業務が多いアシスタントは、爪の手入れをこまめにおこなうことがマナーです。
爪が長いとお客様の頭皮を傷つけてしまう危険があります。
ジェルネイルをする場合も、爪を短く切っておき、伸びっぱなしにせずこまめなメンテナンスを心掛けましょう。
派手なネイルはお客様に不快感を与える場合があるので、ナチュラルな色やデザインがおすすめです。
3.美容師アシスタントにおすすめの道具
アシスタントの仕事に慣れてきたら、こだわりの道具を少しずつ揃えていきましょう。
次は、サロンワークに役立つアイテムを紹介します。スタイリストになってからも使えるものばかりなので参考にしてみてください。
3-1シザーケース
ウエストポーチや、適当に購入したシザーケースを使用しているという人もいるかと思います。
できれば、スタイリストになっても使い続けられる高品質なシザーケースを見つけてみましょう。
上質なシザーケースは、何年も使い込むことで馴染んでくるため、愛着度が増すでしょう。
アシスタントの頃からお気に入りのシザーケースを身に付けることで、仕事や練習のモチベーションがグンと上がること間違いなしです。
3-2.毛払いブラシ
シャンプー前やお客様のお見送りの際など、顔に細かい毛が付いていたらサッと毛払いブラシで取り除いてあげましょう。
お客様や先輩にも良い印象を与えることができます。
3-3.タイマー
カラー・パーマ薬剤の放置時間など、分単位で仕事をこなす美容師の必須アイテムです。
アシスタントのときは練習用にタイマーを使用して時間を意識することも求められます。
席ごとにタイマーが設置されている美容室も多いですが、自分用のタイマーも用意しておきましょう。
時間を計ってスピードを上げていくためにタイマーは役に立ちます。
まとめ
今回は、新人美容師に必要な持ち物や、道具の揃え方などについて解説しました。
サロンによっては持ち物やファッションの規定がある場合もあるので、確認してください。
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