トリマー向けシザーケースの種類は?選び方や人気ブランドの紹介!

2022.05.13

ワンちゃんや猫ちゃんのトリミングに使用するハサミを収納するシザーケースは、トリマーさんの必需品です。
ハサミ、爪切り類、ブラシ、コームなど出番の多い道具は、シザーケースに入れることでパッと取り出せるので作業効率が上がります。

今回は、トリマー用のシザーケースの選び方や、おすすめのシザーケースなどについて紹介します。
はじめてのシザーケースで選び方が分からない人、買い替えを検討している人も是非参考にしてみてください。

1.トリマー用のシザーケースの種類とは?

トリミング中はエプロンを着用し、その上からシザーケースを装着するのが基本のスタイルです。
ここでは、トリミング中に活躍するシザーケースについて紹介します。
トリマーが使うシザーケースはどのような種類があるのか確認してみましょう。

1-1.腰巻きタイプが主流

シザーケースは、腰に巻くタイプとななめがけのタイプがあります。
美容師さんはななめがけで使う人も多いですが、トリマーさんは腰に巻いて装着するタイプを使用することが一般的です。
腰・肩兼用のものならスタイルによって使い分けることもできます。
シザーケースを身に着けない派の人は、ワゴンに置くタイプのロールシザーケースを使う場合もあります。

1-2.美容師用を選んでOK

人間の髪を扱う美容師用のシザーケースと何が違うの?と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
結論をいうと、美容師とトリマーのシザーケースの差はほとんど無いです。
美容師向けで販売されているシザーケースは、トリマー用に使用することが可能です。
トリマーと美容師のハサミはよく似ていて、美容師が使う人間用のハサミをトリミングで使用する人もなかにはいます。
使用する本数も4~6本と変わらないので、美容師用を選んでも使い勝手に問題はないでしょう。

1-3.フローリストケースとの違いには注意が必要

花屋さんが使用するフローリストケースは、見た目はシザーケースですが、収納するのは剪定鋏や古流鋏など花を切る道具なので、シザーやセニングを収納するのには向いていません。
シザーケースを購入する際は、フローリストケースと間違えないように注意しましょう。

2.トリマー向けシザーケースの選び方

シザーケースといっても様々な種類があり、ネットショッピングで購入する場合も多いので、比較するのが難しく、選び方が分からないという人も少なくありません。
次は、トリマー向けシザーケースの選び方について紹介します。
選ぶ際にどのようなポイントをおさえると良いか参考にしてください。

2-1.素材で選ぶ

シザーケースの素材は本革や合皮が一般的です。
合皮は汚れに強く、価格もリーズナブルなので飽きたら買い替えしやすいというメリットがあります。
本革は耐久性があり、使い込むほど味がでてきます。
お気に入りのシザーケースを長く使い続けていきたいなら、丈夫で長持ちする本革がおすすめです。
固い仕上げのものや、なめしが入って柔らかいものなど、使っている皮によって仕上がりに違いがあるので好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

2-2.デザインで選ぶ

丸形や、中身が透けて見えるスケルトンタイプ、犬のモチーフが付いたものなど、シザーケースは種類が豊富です。
トリミングサロンの雰囲気に合ったデザインを選んでも良いですし、好きな色やデザインのシザーケースを選んで、個性を出してみるのも良いでしょう。
おしゃれなシザーケースを身に着けると、仕事のモチベーションも違ってきます。
自分好みのシザーケースを見つけてみてください。

2-3収納力や機能性で選ぶ

見た目だけでなく、機能性もあるデザインを選ぶのもポイントです
トリミングで使用するハサミの本数はトリマーさんによって差があるので、自分が必要な本数を収納できるかは、選ぶ際にきちんと確認することが大切です。
ハサミ以外の道具や小物、スマホ等も収納したい場合は、収納力があるシザーケースを選ぶと良いでしょう。
また、トリミング中は毛が入り込みやすいので、フルオープンができるような機能性の高いシザーケースがおすすめです。

3.トリマー用シザーケースのおすすめブランド比較

職人が製作した本革シザーケースや、デザイン性、機能性に優れたシザーケースは、シザーケース専門のブランドで探すと高品質の商品が見つかります。
トリマーや美容師向けのおすすめシザーケースブランドを紹介します。

3-1.アーチコンセプト

arcci conceptは「永く使えるシザーケース」をテーマに、飽きのこないシンプルなデザインと機能性を取り入れているブランドです。
本革のイタリアバケッタレザー素材を取り入れ、使えば使うほど馴染んできます。
筒型、ガン型、左利き用のガン型などオリジナル商品を販売しています。
手入れがしやすいファスナー開閉のほか、摩擦軽減パッド、金具の特殊構造など機能性にこだわっているため耐久性は抜群です。

3-2. ディーズプロダクト

deeds productは、美容師やトリマー向けのシザーケースのほか、シザーや美容小物なども販売しているブランドです。
シンプルなシザーケースをはじめ、大容量のシザーケース、カスタムできるエプロンなどといった機能性がある商品も豊富で、価格もリーズナブルです。

3-2. サクラ

sacra(サクラ)は、シザーケース・フローリストケース専門店です。
職人の手で作られていて、素材や耐久性にもこだわった国内ブランドです。
軽さ・安定感・収納力を備えたケース、カスタム可能な万能ケースなど、トリマーが使いやすいシザーケースが揃っています。

今回はトリマーさん向けシザーケースの種類や選び方について紹介しました。
愛着を持って長く使い続けていくなら、デザインと機能性、耐久性にこだわったシザーケースがおすすめです。
気になるブランドはホームページやInstagramでチェックしてみましょう。