お客様を素敵にして喜んでもらえる美容師の仕事は魅力があり、憧れる人も多いのではないでしょうか。
美容師になるために必要な条件や、美容師に向いている人、美容師の卵が揃えたい基本の道具などを紹介します。
美容師として活躍するために必要なことを知りたい人は、ぜひチェックしてみてください。
目次
1.美容師になるには?
美容師になるには年齢制限がないので、中学校卒業からでも、社会人になってからでも美容師を目指すことができます。
ただし、美容師として働くためには、美容学校を卒業して、美容師免許を取得する必要があります。
美容学生からスタイリストになるまでのステップについて紹介します。
1-1.美容専門学校に入学する
美容師になるための第一歩として、美容専門学校に入学しましょう。
美容学校では、美容師に必要なカット技術のほか、学校によってはエステやメイク、ブライダルなどの専門分野を選択科目で学べたりします。
カリキュラムや特色は様々なので、将来どんな美容の道に進みたいか考えて、自分に合った学校選びをすることが大切です。
また、通信課程では、美容室で働きながら美容師免許取得を目指すことができます。
レポート課題の提出や、スクーリング(授業)に出席して単位を取り、最短3年で卒業、美容師免許受験資格を得ることが可能です。
そのほか、高校と連携した美容学校では、高校卒業と同時に美容師免許の取得を目指すこともできます。
1-2.美容師免許を取得する
無免許でも美容室のアルバイトは可能ですが、受付や掃除、顧客管理、雑用などの業務に限られます。法律上、美容師免許のない人はお客様の髪に触れることができないからです。
美容師になるには、美容師免許を取得しましょう。
美容師免許は、美容師国家試験の筆記と実技の両方に合格することで取得できます。
厚生労働大臣が指定した美容専門学校で昼間・夜間過程2年以上、通信課程なら3年以上を修了することが美容師国家試験の受験資格を得る条件になります。
1-3.スタイリストを目指す
美容学校を卒業して免許を取ったら、美容室に就職します。
最初はアシスタントとして、シャンプーやスタイリストのヘルプなどに入りながら、スタイリストになるための技術や接客スキルを磨いていきます。
スタイリストになるまで何年かかるかは美容室によって差がありますが、平均3年でスタイリストデビューすることができます。
ジュニアスタイリストからスタートして、一人前になってくるとトップスタイリスト、ディレクター、チーフなどといったポジションへ昇格することも可能です。
2.美容師に向いている人とは?
美容師に向いている人といえば、手先が器用な人、センスがある人といったイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。
美容師になりたいけど自分は向いているかな?美容師に向いている人はどんな人だろう?と気になっている人は参考にしてみてください。
2-1.おしゃれが好きな人
美容師はトレンドのヘアカラーやヘアスタイルを提供するために、常に変わる流行にアンテナを張り続けることが必要です。
おしゃれに興味があり、流行に敏感な人だと楽しく仕事ができるでしょう。
また、自分自身も流行りの服装を取り入れるなど、ファッション感度を高めることは大切です。
お客様に「この人はおしゃれだから流行りの髪型にしてもらえそう」といった信用や、指名に繋がることもあります。
自分のセンスに自信がないという人でも、おしゃれに興味関心を持ち、雑誌やSNSなどで流行をチェックするなど研究を重ねていくうちに、ファッション感度は磨かれていきます。
2-2.情報発信力がある人
現在はSNSを活用する時代で、多くの美容室や美容師がSNS集客をおこなっています。
美容学生の就活においても、SNSが評価対象になることもあり、情報発信力が高い人のほうが有利になる可能性があります。
美容師になってからも、集客のほか、美容に関する情報や流行のチェック、お客様とコミュニケーションをとるツールとしてSNSは欠かせません。
美容学生のうちからSNSを使いこなせるようになっておくと、美容師になってからも役に立ちます。
2-3.コミュニケーション能力が高い人
お客様のライフスタイルや好み、髪の悩みなどに合わせたスタイルの提案をしたり、なりたい髪型のイメージと仕上がりを一致させたりするためには、カウンセリングが欠かせません。
髪や顔に直接触れる仕事でもあるため、安心して身を任せてもらえるように、信頼感を与えられるようなコミュニケーションを取ることも必要になります。
人見知りだから向いていないかもと不安になる人もいるかもしれません。
はじめはうまくいかなくても、人と接することが好きなら、経験を積んでいくうちに接客に慣れていけるでしょう。
3.美容師に必要なアイテムは?
カット、ヘアカラー、パーマなどに必要な道具は様々です。
美容学生時代からアシスタント、スタイリストになるまで長く使用することになる基本の道具を紹介します。
これから美容師を目指そうとしている人は、チェックしておきましょう。
3-1.シザー
髪をカットするハサミ(シザー)は、美容師が使うメインの商売道具です。
カットシザーや、すき鋏(セニングシザー)など、様々な種類の中からヘアスタイルにあわせて使い分けます。
スタイリストになると4~6丁のシザーを持ち、値段は1本5万~10万、なかには30万円を超えるシザーを使う美容師もいます。
美容師を目指して最初に手にするハサミは、美容学校で教材として渡される練習用のカットシザーになります。
3-2.シザーケース
シザーやコームなどを収納できるシザーケースは美容師の必須アイテムです。
美容師を目指す人にとって、憧れのアイテムではないでしょうか。
デザインや素材、機能性など、様々なシザーケースのなかから、お気に入りを見つけてみましょう。
美容学生やアシスタント時代から、同じシザーケースを長く愛用するスタイリストも少なくありません。
何年も使い続けるものなので、耐久性や使い心地の良いものがおすすめです。
自分にピッタリなシザーケースを選んでみてください。
3-3.コームやダッカール
コームやダッカールは、アシスタント時代から使用頻度が高いアイテムです。
コームだけでも、カットコーム、トリートメント用のジャンボコーム、ヘアセット用のリングコームなど種類は様々です。
メーカーによっても長さやサイズが違うため、自分の手の大きさに合ったものを見つけることが大切です。
色々試しながら使いやすい道具を選ぶと良いでしょう。
4.アーチコンセプトのシザーケースについて
アーチコンセプトは「シザーケースを長く使い続けてもらいたい」という思いを込めて製品作りを行っております。
サロンワークで常に身に着けるシザーケースは、汚れたりボロボロになりがち。
そんな現場で活躍する美容師さんの声をもとに、耐久性の強化、色移りや劣化の防止などの技術開発を行い、オリジナルのシザーケースを製作しました。
また、イタリアバケッタレザーなので、使い込むほど馴染み、魅力を増していきます。
これから美容師になるお客様と共に育っていくシザーケースとして、長くご愛用頂ければ幸いです。